
Interview
アプリケーションシステム部門
出向経験で得たお客様理解によって
自分に足りなかったものが明確に。
さらに成長できる環境を実感。

O.M
アプリケーションシステム事業部門 2016年入社 / 経営情報学専攻卒
優良な企業グループの一員として
未来を見据えた開発ができる

大学院では情報系を専攻しており、AI分野(機械学習)の研究をしていました。ただし当時はまだ生成AIは広く使われておらず、これからの発展が期待される分野でした。「いつかはAIを使った仕事を」という想いを抱きつつ就職活動をする中で出会ったのが、NRIシステムテクノでした。
ITの領域で多くの実績を有する野村総合研究所(NRI)と、食品業界トップクラスの売上を誇る味の素社。当社はこの2つの優良な企業を母体としていると知って、とても興味が湧きました。NRIグループであれば、自分が専門とするAIの分野はもちろん、この先どんなテクノロジーが出てきても最先端の技術を活かしたシステム開発に携わることができると期待が膨らみました。
また、人の生命や健康を支える味の素社の経営戦略、IT戦略と一体となって、5年後10年後といった未来を見据えたシステム作りに取り組めることも大いに魅力を感じました。さまざまなタイプのSIerがある中で、当社のビジネスの特徴は、私の志向に合っていると感じました。
ITで営業業務を変革し
売上拡大に貢献
私は、味の素社の営業DXに携わっています。営業DXの目的は、システムを作ることではなく、営業担当のみなさんの業務を効率化して売上を拡大すること。そのため、まずは効率化したい業務の詳しい内容や業務フローを把握し、その結果を踏まえて、システム開発に取り組みます。ITエンジニアの仕事のイメージではないかもしれませんが、効率化を実現するために、従来の業務のやり方を変えましょうと提案する場合もあります。
現在のテーマの一つが、社内向け報告資料作成の自動化です。活動記録などの形で分散蓄積された情報をもとに、生成AIが社内向けの報告資料などを自動で作成。それをベースに作業することで、従来よりも短時間で資料を作成でき、結果として、得意先への提案活動などメインとなる業務へ時間を充てることが可能となります。
自分が担当したシステムにより、お客様の業務負担が軽減され、付加価値を生む活動が活発化されて、人々の健康で豊かな生活を支える商品が今以上に全国のお店に並ぶ。そうなることをイメージしながら、日々業務に励んでいます。
お客様視点を持つことで、
新たな可能性が広がる
今までで最も成長の糧となったと感じるのが、味の素社への約3年間の出向です。味の素社の営業活動に関わる業務基盤構築、システム導入・維持を役割とする部署で、当社が手がけてきた基幹システムを利用して営業の戦略検討/商談/得意先フォローが行われている現場を見て感激しました。
同時に、実際に使う方の近くに身を置くことで、システムを構築する側として自分に足りないものが見えてきました。それまでは、システムに新しい機能が加われば使う人は満足してくれるだろうと考える自分がいましたが、それは間違いでした。例えば、何社も取引先を抱えて飛び回る営業担当にとっては、機能が増えることよりも、システムが直感的かつシームレスな操作ができ、メインとなる業務に注力できることのほうが嬉しい場合があります。また、味の素社は取り扱い商品や得意先数が食品業界トップレベルのため、膨大なデータ量を処理するシステムに携わることができた経験も貴重な財産になりました。味の素社の立場で、データ処理時のレスポンス面の考慮や一つの障害の影響範囲の検討ができるようになり、ITエンジニアとしての次のステップに進むことができたように思います。

目標の実現を支援する
成長機会の多い環境がある
当社は、誰もがそれぞれの魅力を発見できる会社です。私自身の経験で言うなら、味の素グループや社会への貢献。「自分が担当するシステムが、味の素グループの製品を通して世の中の役に立っている」と想像すると、モチベーションが高まります。さらに働く環境も気に入っています。特にありがたいのは、我々と一緒に同じ目標に向け挑戦してくださるビジネスパートナーの存在です。モノを作りあげる際は多くの問題に直面することがありますが、一人ではなく同志とも言えるパートナーと協働することで、どんな問題や壁も乗り越えていける気がしています。
そして、私を含めてITプロフェッショナルを目指す人にとって、大きなメリットと感じるのが、成長機会の多さです。キャリアアップに必要なスキルの習得/各種資格の取得を会社が支援してくれるだけでなく、日々の業務においても個人の成長を促すための支援があります。仮に、私がプロジェクトマネージャーになりたいという目標を上司に伝えると、目標実現に向けたプランと業務が割り当てられるでしょう。さらにNRIグループの手厚い研修制度の恩恵も受けることができるため、IT業界で成長したいと考えている方には本当におすすめできる環境だと思います。
Schedule
ある1日のスケジュール
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08:45
出社/同日の予定確認/
メールチェック -
09:00
顧客との打合せ
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11:00
打合せ準備(提案資料作成)/
開発作業 -
12:30
昼食
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13:30
顧客との打合せ
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16:30
次の打合せ準備(提案資料作成)/
開発作業/情報収集 -
18:00
退社
Career Step
キャリアステップ
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現在
味の素社の営業DX推進(生成AI等を活用した業務効率化施策対応)、業務支援を担当。
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2021年
味の素社 食品事業本部 営業戦略部に出向。営業支援ツールの導入/運用フォローを担当。
システムの知見者としてITベンダーとの橋渡し役を担う。 -
2017年
味の素グループの販売基幹システムの共通マスタ再構築プロジェクトに参画。バッチ開発/運用・保守を担当。
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2016年
新卒入社。新人研修(ビジネススキル、ITスキル)を経て、部署配属。Pythonでの大量データ処理のバッチ開発などを経験。
所属部署名、役職、内容等は取材当時のものです。